
操作が分かりにくい原因は、
UIだけでは説明できないことがあります
操作盤デザイン・HMI設計(産業機械・制御機器)
製品は正常に動いているにもかかわらず、現場では「使いにくい」「分かりにくい」と感じられることがあります。操作ミスが起きることや、説明が必要になること、特定の人しか扱えない状況になることもあります。こうした状況はUIだけで説明しきれない場合もあり、製品全体の設計や情報の整理の影響が関係していることもあります。
カツマタデザインでは、UI単体ではなく、製品全体の構造を見ながら状況を整理するところからご一緒しています。
UIの問題として相談されることが多いですが
操作性の課題は、まずUIの問題として扱われることが多くあります。
ただ実際には、UIだけでは整理しきれないケースも少なくありません。
情報の流れや操作の順番、筐体の制約などが影響している場合もあります。
そのためUIだけを調整しても、現場の使いにくさが大きく変わらないことがあります。
現場でよく見られる状況
産業機械や制御機器の現場では、似たような課題が繰り返し起きています。
新しい機械であっても、使いこなせる人が限られていること。
マニュアルを見ながらでないと操作できないこと。
同じ機能でも、担当者ごとに操作方法にばらつきが出てしまうこと。
こうした状況はUIだけでなく、設計全体の影響が関係している場合があります。
情報の整理が影響していることがあります
操作が分かりにくい製品では、情報の整理や優先順位が十分に設計されていないことがあります。
どの情報を先に見せるか、どの操作を先に行うかが曖昧な場合、ユーザーは迷いやすくなります。
その結果としてUIが複雑に見え、使いにくさとして認識されることがあります。
UIだけを単独で考えない理由
カツマタデザインでは、UIを単体で切り出して扱うことはしていません。
まずは製品全体の構造や使われ方を確認しながら、状況を整理していきます。
そのうえでUIがどの役割を担うべきかを考えていきます。
必要に応じて、筐体や構造の見直しから検討することもあります。
本体設計から操作盤まで一貫して考えています
プロダクトデザインから筐体設計、操作盤・HMI設計までを一連の設計領域として扱っています。
そのためUIを後から合わせるのではなく、製品全体の整合性の中で設計することが可能です。
結果として、見た目・操作性・製造性のバランスが取りやすくなります。
UIは後から付けるものではないと考えています
UIは後工程で調整されることも多いですが、その場合、構造や制約の影響を強く受けてしまうことがあります。
本来は製品コンセプトや構造と同じ段階で検討される要素だと考えています。
特に産業機械では、UIは製品の使われ方そのものに影響する部分になります。
UI改善だけでは解決しない場合
画面を整理しても、操作ミスが減らないことがあります。
ボタン配置を見直しても、現場の混乱が続くこともあります。
その場合、UI以外の要素が影響している可能性があります。
操作の流れや情報設計のほうに要因があるケースもあります。
進め方について
私たちは最初から結論を出すのではなく、状況を整理しながら進めることを大切にしています。
現状の製品や開発途中の構想を確認しながら、どこに課題があるのかを一緒に見ていきます。
そのうえで、UIなのか構造なのかを整理しながら進めていきます。
対応領域
産業機械、工作機械、FA機器、制御装置、医療機器、計測機器など、現場で使われる工業製品全般に対応しています。
UI単体ではなく、製品全体の設計が関わる領域を対象としています。
このページの役割
このページはUI設計を説明するためのページではなく、
製品の使いにくさの背景を整理し、必要に応じて各設計領域へつなぐための入口として設計しています。
最後に
製品の使いにくさは、UIだけでは説明できない場合もあります。
設計全体の中で生まれる小さなズレが積み重なっていることも多くあります。
その整理からご一緒できればと考えています。
製品の操作性について、まだ原因がはっきりしていない段階でも問題ありません。
UIの問題かどうかも含めて、一緒に状況を整理するところから始めることができます。






